正看護師 准看護師 保健師 助産師

正看護師、准看護師、保健師、助産師・・・

准看護師の求人が増えた要因

 現在の医療現場では慢性的な看護師不足となっています。看護師資格には准看護師と正看護師という2つの資格があります。基本的には元々准看護師は戦後不足していた看護師を補うために、暫定的にその資格が設けられたという背景があり、それが今日まで続いています。ただ、准看護師の場合歴史的背景から見ても通常の看護師に比べれば非常に立場が低くとられるケースがあり、求人でも准看護師の採用が少ない傾向がみられました。

 しかし現在はというと准看護師の採用が非常に多くなりました。大手の病院の場合まだまだ正看護師との格差が大きいのですが、とくに自治体の公立病院の場合、赤字経営というところも多く、その反面、看護師は不足しているというねじれが生じていることが問題としてあります。さらに、個人経営の病院がクリニックとして検査が主になり、開業する医師が多くなったことで看護師需要が高くなったということが求人が増えた要因としてあります。

保健師とはどのような仕事か

 「保健師」とは、「保健師助産師看護師法」で定められた所定の教育機関(厚生労働省の管轄)である大学や養成校で学び、国家試験に合格して取得出来る国家資格を有する者のことです。この職業は主に3つに分けられます。まず1つ目は自治体の保健所や保健センターなどで働く「行政保健師」で、乳幼児・妊婦・成人・高齢者・障害者・難病患者などのケアや指導を行っています。2つ目は企業のスタッフである「産業保健師」です。これは産業医や衛生管理者などとチームを組んで、労働者の健康管理や増進に努めています。

 最近では、生活習慣病やうつ病・自殺などのメンタル面でのケアが中心業務になっています。3つ目は学校で生徒や教職員の心身の健康維持のために働く「学校保健師(養護教諭)」です。また、近年ではJICA(国際協力機構)やNGO(非政府組織)などに所属して、発展途上国で母子保健活動や感染症対策、衛生教育などを行い、国際的に活躍している方も増えています。

助産師になるためには

 最近は看護師の数が減少してきていると言いますが、その中でも助産師になりたいという人はたくさんいます。それは妊婦さんが赤ちゃんを産む手助けをしたいと思う人がいるからです。ではこの助産師になるためにはどのようなことをすればいいのかというと、それは次のようになっています。

 日本でこの資格を取得するには、まずは国家試験に合格する必要があります。そして厚生労働大臣の免許を取得しなければいけません。国家試験を受け歌目の受験資格は一般的には次のようになっています。まずは看護師国家試験に合格した人、保健師助産師看護師法第21条各号のいずれかに該当する人であり、また次のどれかに該当する人となっています。

 それは文部科学省令、厚生労働省令で定める基準に適合する人として文部科学大臣の指定した学校で6ヶ月以上助産について学んだ人となっています。このほかには厚生労働省令で定める指定された助産師養成所を卒業した人となっています。